サイトアイコン かみ砕きゴールデンマスク 我が道を往く

新社会人のやるべきこと。4月は何をしたら良い?

2020年はコロナ渦でいきなり自宅待機の新社会人が多いかもしれません。暇つぶしに読んでください。
社会という新しい世界に飛び込む。小中高大学と上がっていくときは勉強という軸で想像がしやすいですが社会ってどうでしょう。まず思い浮かぶのは「働いて給料をもらう」ですね。では4月から研修? いきなり実践? そのどちらでも新社会人としてやるべきこととは --。

4月の個人目標としてやるべきこと。

名前を覚える

仲間の顔と名前を覚える。仲間といっているのは同期・同部署・他部署、ほかに取引先の方々です。

一番厳しく感じる点は顔や名前を覚えるのにしては接点が少ない人が多い。極端なことを言えば、ほんの30秒程度のふれあいで名前と顔を覚えなくてはならない。同じ部署であれば顔を合わす機会が多いですが、同じ部署以外の方々は非常にお会いする時間が短いのです。

「〇〇部の××です」で終わってしまう方々もいます。ここは、しっかりと押さえておきましょう。例えば、挨拶が終わってはけたあとに人物の特徴と名前・部署をメモしましょうね。だからと言ってその場でメモしないように。刑事の事情聴取ではないので。

あるあるを紹介します。就職試験時の面接官が気軽に話しかけてきて、「就職面接はどうだった?」と聞いてきます。皆さんは面接官の顔を全て覚えていますか?いろいろな会社の面接を受けてきたことや緊張していたこともあり覚えていませんよね。私も立場的に面接官を何度もやってきましたが、ほとんどの方々は覚えていないという答えだったので気にしないでください。はっきりと「緊張していたので覚えていません」といえばOKです。

生活リズムを整える

生活のリズムをしっかりと身に着けること。とても重要です。学生時代のノリで週末に予定をガンガン入れることは止めましょう。まず4月中は土曜と日曜を一週間の振り返りとか心身の休息としてください。5月以降で余裕ができてきたら翌週の勤務に影響のない程度で週末の予定を入れていくことを勧めます。

昔は5月病というものがありました。その時代はゴリゴリのサラリーマンが多くて、いまでこそコンプライアンスという歯止めがありますけど、昔はほぼ無法地帯でした。たとえば、入社早々名刺交換の仕方を教えられたら直ぐに営業に出されるとか、営業ノルマの設定をしていた会社もあったのではないでしょうか。学生生活と社会人生活のギャップが激しくてついて行くのがやっとという4月。頑張って4月を乗り越えてもゴールデンウイークが来て休みにボーっと懐かしい学生時代を思い出す。そうするとゴールデンウイーク明けに会社へ行くのが辛くなったり、辛いのをがまんして出勤してみるが病んでしまうというケースも多かったと思います。これが5月病ですね。都合の悪いことに日本は5月末あたりから梅雨という時期になり、なおさら気持ちが落ちこみます。

ですから4月は一週間の疲れや土日でリセットすることをとくにお勧めします。音楽やテレビを見るのも良いですが少しだけ一週間の振り返りを行ってください。目安は1時間程度で十分です。今週行ったこと得たこと足りなかったこと、それを踏まえて来週の予定を確認してください。箇条書きで結構ですのでメモしておき、月曜の朝に再確認すると良いでしょう。

小まめにメモを取る

昭和の社会人は「業務中に上司や先輩に呼ばれたらメモと筆記具を持って参じる」と教えられました。今は違いますね。呼ばれるというよりメールが多いかもしれません。それでも面等向かって話すことが全くないわけではありません。やはり、メモを取るくせは付けた方が良いでしょう。呼ばれたときもさることながら、自分が質問を持って参じるときも質問をメモして持って行った方が良いでしょう。質問が1つならばまだよいですが複数の質問の場合、意外と質問に対する相手の回答が長くなるときがあります。そうすると自分が質問しようとしていた内容を忘れてしまうということもあります。思い出す度に質問しに行くのもどうでしょうか。それよりも、一度で事が済むことが望ましいでしょう。それに質問時にメモを持っていけば正確に回答を記録できますし、新たに自分で吸収しなければならない事柄をメモすることもできます。

「なんでもかんでもメモをとれ」というと大変なので気になる単語だけで十分です。知らない単語だったら単語をメモし横に“?”と書いてください。重要な事柄だったら二重丸(◎)とか。自分で決めたサインでメモしてください。メモを取って終わりということではありません。必ず、メモした内容を振り返ってノートにまとめてください。今時だと電子ファイルExcelとかワードにまとめることがポイントです。これでぐんぐん成長するでしょう。

方言を取得して言葉のキャッチボールをする

方言というと語弊があるかもしれませんが、業界固有の単語や会社固有の単語あるいは職種によっては部署固有の単語があります。それからまとめることによって、翌週には部署の上司や先輩と同じ土俵とか目線で話ができることになります。上司や先輩の方々の期待はそこなのです。会社や部署で使用している固有の単語を用いて、同じ土俵とか目線で話すことができないとまず始まりません。

それに先輩におんぶにだっこでは困ったちゃんになるだけです。自分でも週末に振り返りをするなど少しだけ努力をしなければなりません。こんなアドバイスすると「週末も会社のことをやらなきゃならないなんてブラックだ」と言う方もいるかもしれませんが、そこは給料もらっているので最初のうちは多少の我慢が必要じゃないでしょうか。

まとめ

これが社会人一年生の4月のやるべきことです。仕事も覚えなければなりませんが、いくら頑張っても4月ですべての仕事を覚えるということは不可能です。それこそ、月日を経て覚えていくということになってきます。逆に言えば4月の時点で焦る必要はないのです。やるべきことで話したメモを取るという行為で仕事も少しずつ覚えていくことができるでしょう。
さぁ、超長距離マラソンの始まりです。最初から飛ばしすぎず、そうかと言ってダラダラせず、微妙な表現ですがみなさん頑張っていきましょう。

モバイルバージョンを終了