プログラミング超基本 かみ砕き

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作図が終わったらコーディングということになります。でもどの言語を使うかも決めませんでしたね。 それよりも前にお勧めしたいことがあります。プログラミングをするなら、これは必須と言ってよいでしょう。

タッチタイピング

昔は呼び名が違っていましたが、ざっくり説明するとキーボードを見ずに画面を見ながらタイピングすることです。慣れると、ものすごーく効率が上がります。今は無料のタイピングソフトもあるようですが、どれが良いのかわかりません。そこは、自分で調べてくださいな。
オラがタッチタイピングの練習をしたころは、そんな便利なものはありません。ひたすら画面を睨みながら「打つべし!」で習得しました。

一本指打法

一本足打法は王貞治さんです。それに模倣して一本指(両手だと2本)でタイプする人を一本指打法と呼ばれます。社会人になったばかりのとき隣の席の先輩が一本指打法でした。オラは一本指でもままならなかってですけど。当時はパソコンを自宅にあるという人は稀で、ほとんどの人が社会に出てから初めて触るという代物です。大学が英文科とかだとタイプライターの授業がありますが、キーピッチなどが違うので代用できるスキルはアルファベットの配置くらいでしょうか。この記事を書きながら思い出したのですが、タイピニストって職が昔あったような気がします。タイプライターで原稿を打つ人とか速記のように打ち込む人だったかと。今、ネットで検索したら情報が何も出てきません。でもタイピニストってすごいですよね。紙に直接文字を打ち込んでいくのですから失敗したらやり直しです。今なら「バックスペース」とか「デリート」で後からいくらでも調整が効くので楽ですね。

練習するときのキーボードに注意

大前提として、とても特殊なキーボードで練習しないでください。「私はプログラミングの職人です」という気概をお持ちなら、いつもマイキーボードを持ち歩いてください(笑)。余談ですけど、データ入力のためにパンチャーさんを派遣で呼んだら「このキーボード打ち辛いので変えてください」と言われました。それならマイキーボード持参で来なさいな。おっと、大分ズレた。 練習するときに次の2点はとても重要です。

  1. キーピッチ
  2. キー配列

まずキーピッチ。キーピッチは隣り合ったキーの中心から中心までの距離を指します。デスクトップPCは、どのPCでもほぼ同じなので気にすることはありません。気にしなければならないのはノートPCですね。ノートPCの中でも持ち運びを重視してモバイルノートしか持っていない方は、デスクトップ用のキーボードと比べてキーピッチが狭いので、デスクトップ用のキーボードを打つときにキーに指が届いていないことがあります。ノートPCでも、できることならばデスクトップに近いキーピッチのキーボードを装備しているもので練習してください。 次にキー配列です。これもノートPCの時に注意してください。英数と記号ではデスクトップとノートPCでは大きな違いが無いものの、それ以外の良く使うキー、例えば「ESC」「半角/全角」「Backspace」達です。ノートPCのなかには、それらのキーをデスクトップ用キーボードとは異なる位置に配置することがあります。たぶん、デザインとかスペースの都合なのでしょう。慣れかもしれませんが一番辛かったのは、Enterキーの上にDeleteがあってその上にBackspaceを配置しているノートPCのキーボードがありました。文章の途中からバックスペースで消そうとキーを押してもカーソルが動かない数秒してからDeleteキーを押していることに気付きました。他にはESCの横に半角/全角キーがあって日本語入力モードに移るとき出るときに苦労します。あと右側にあるShiftとかCtrlキーが極端に小さい(文字キーと同じ)ものもあります。そんなに違わなくても多少小さい傾向なのでオラはShiftとCtrlは必ず左小指で操作するようにしています。

どうして必須なの?

キーボードで打ち込んだ文字が正しく入力されているかを確認する場所ってディスプレイですよね。上記のような一本指打法だとキーボードを見ながら打ち込んでいる人がほとんどです。句読点あたりでキーボードからディスプレイに目を移して確認作業をしています。動画で撮影して早送りしたらヘッドバンキング状態では?首が痛くなります。それに誤入力があった箇所が文の頭の方だと修正するのも大変ですね。それよりもディスプレイを見ながらキーボードを打っていけば、誤入力も直ぐに気付きます。効率性を重視するならばタッチタイピングが今のところ一番です。

■次は言語選びについてです。

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