プログラミング超基本 四則演算って何?

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足し算・引き算・掛け算・割り算を四則演算と言います。これだと記事が終わってしまうので、もう少し膨らましてお話しします。
ときどき何かを算出するときに「足し算・引き算してやればいいんだ」と言いますが「掛け算、割り算してやればいいんだ」と言う人は少ないかと思います。なんでですかね。

足し算・引き算・掛け算・割り算と4つも挙げるのが面倒?じゃぁ好きな2つを言えばよいのか?それだと本意が伝わらないかもしれません。
まぁ、皆さんもお気づきかと思いますが「足し算・引き算」は計算手法の基本だからでしょう。算数でも足し算と引き算を先に教えて、それから掛け算・割り算という流れです。

四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)の記号

  • 足し算 +
  • 引き算 -
  • 掛け算 ×
  • 割り算 ÷

算数では上記のように習いました。掛け算割り算は全角文字です。全角文字については「プログラミング超基本 文字コードって何?」の中で説明しています。
プログラミングでは

  • 掛け算 *
  • 割り算 /

掛け算記号の × と割り算記号の ÷ は複雑だから全角なのでしょう。簡単そうに見える? 両方とも横方向が広くないとバランスよく記号が描けないのでは。何よりも半角の記号で何とかしようとしたのでしょう。それで掛け算が*、割り算が/となったのでしょう。ネットで検索したらFORTRANで定義したのが始まりだという記事がありました。しかも10種類の記号しか入力できなかったそうです。その記号の消去法でしょうか、残った中で選択されたものが*と/のようです。

四則演算以外の記号

ここではよく使用する四則演算以外の記号を紹介します。

残余

残余というとわかりづらいですよね。”余り”と言えばピンときます。 Basic系言語、VBとかは MOD を使います。MODというと関数とかサブルーチンのような気がしますが、立派な演算子です。

5 MOD 2

結果は1となります。

C系は % を使います。

5 % 2

C系とVB系の簡単な解説は「簡単解説 言語の系譜 C系とVB系について」をご覧ください。

べき数

べき数というと”?”と思う方が多いかもしれません。指数乗とか二乗と言ったらわかるでしょう。

10²
こんなやつですね。Basic系言語、VBとかは ^ が該当します。
10^2
これが 10² です。

C系言語だと記号はありません。関数になります。POWという名の関数。
POW(10,2)
これが 10² です。記号じゃないということを忘れずに。

まとめ

掛け算と割り算の記号は算数で習った記号とは違います。他によく使うべき乗や残余については言語の系統によって違ってくることに注意してください。四則演算だけは共通した記号となります。
手書きで数式を書いて説明するときに*と/を使うとプログラマーらしさが出ますよ。

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